3.11
震災時、東北の状況を知り得無かった自身が呟いた言葉を今も鮮明に記憶しております。
「今日という日が、日本史に記録されるかもしれない」
歴史は日々、積まれ、残って生きます。
あの時の言葉の意味を、問いかけながら生きて逝きます。
あれから一カ月以上の時を経て、地に足が着いた状態で祈り続けている人が何人いるのでしょう。
目の前の今の延長が明日だということを知っているのであれば、この今もあの日のあの瞬間と変わらずにミシンを踏みます。
誇張することなく、卑下することなく、美しいものを美しいと、誰もが言える世紀であると信じます。
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